『ライ』は「ゴロン」が得意だ。
甘え噛みからのゴロン、ごめんなさいからのゴロン、理由なきゴロン。
とにかくよくヘソ天になる。
先代『リン』はゴロンが苦手で、ヘソ天で寝ることはほぼなかった。
尋常ではないビビリで、そんなフルオープンで無防備に眠るなんて無理な相談だった。
伏せの状態からゴロンに移行するという簡単な動作も、自分の意思でない外的な力では、身体がカチコチに固まって抵抗した。
獣医さんにちょっと診察してもらうにも裏返しにしようとすると「ころされる〜 >< 」ぐらいの形相で抵抗するので大変だった。
先々代の『フウ』は、細かいことは気にしない堂々とした男だったので、大イビキのヘソ天で寝ていた。
ヘソ天大王『フウ』以来、久々のヘソ天王子なので、おなかを出して無防備に眠る姿はとてもかわいい。
パピーの頃からヘソ天王子だったけれど、年々拍車がかかってきている。
私か夫の股の間でヘソ天になるのが落ち着く様で、隙を見せると飛び込み前転並の勢いでゴロンが来る。
可愛さにつられてモフモフしていると、結局何も手につかないまま時だけが過ぎてしまう。
「こんなことしてる場合じゃないんだけどなぁ・・・まいっか!」とだらだらする。
まぁ、そんな時間も大切だからいいんだけどね。
夫の膝枕で寝る至福の顔をご覧下さい。