だいぶ長い間ブログの更新をサボってしまいました。
8月は慌ただしくて、ひたすら鬼の暑さと戦いながら一日一日を追いかけて、気付いたら夏が終わりかけていました。
20代の私なら、
「イヤーン!まだ満喫してないのに夏がおわっちゃう〜(><)」
と嘆くところですが、
これがあらふぃふともなると、
「どうぞどうぞ、サッサと行ってくださいまし( ̄Д ̄)ノ」
と思ってしまうわけです。
夏の暑さは応えるけれど、生足を人様にさらすわけにもいかないので、まあなんとか包み隠しながら乗り越えました。
久々登場のゴールデンレトリバーのライです。
「痒い痒い」で足の毛を刈られ生足をさらしたりもしましたが、なんとか猛暑を乗り切り元気に暮らしています。
顔まわりいつもビッショビショですが、だいぶジメジメの空気からは開放されて楽になったようです。
で、
今日のタイトル、全く犬とは関係ないのですが、
自分でも驚いた思い込みからの失敗談です。
先月、葬儀のためオットの実家へ帰省しました。
今回、知らせを受けてから葬儀まで数日間あったため、それほど慌てずに準備する時間がありました。
スケジュールを調整し、ライを動物病院に預ける手配をし、礼服を陰干しし、持ち物を確認し、などなど・・・
後から思えば、この時からオットも私も違和感は感じていたのでした。
帰省当日、朝一でライを預けに行って、昼に出発。
思いの外スムーズで予定よりだいぶ早く到着し、オットの実家で夕食を頂き眠りについたのでした。
翌朝、葬儀当日。
義兄が到着、「そろそろ準備をした方がいいよ。」ということで礼服に着替えようとしたところ・・・
「あれ?このズボンこんなに太かったっけ?」
オットの礼服は、結婚当初から持っていたものが厚手の生地のものでデザインも古いので、新たに夏用を去年購入したばかりでした。
「買ったばかりなのにこのデザインってなくない?」
「え?! そもそもこれって礼服???」
「ええーーっ!!!」
「まさか礼服じゃない?!」
「オー・マィ・ガーッ!!!」
「嘘だろ・・・・・」
そうそれは、
黒の礼服ではなく、
黒っぽいスーツなのでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
あんなに時間がたっぷりあったのに、出して二人で確認したはずなのに・・・
なぜあのスーツを礼服と思い込んだのか、しかも二人して。
だって変だと思ったじゃん。
ネットで礼服買ったのに、なんでコナカのスーツカバーに入ってるんだろうねって言ってたじゃんね。
そりゃそうだよ、だってそのスーツはコナカで買ったんだから。
あ”〜どうしよ〜!時間を巻き戻したい!
たすけて〜ドラえも〜ん(><)!!
と、そんな大ピンチに救世主のドラえもん
じゃなくて義兄登場。
今は着ていない礼服があるので、こちらに向かっている息子たち(私達の甥)が戻って持ってきてくれると言う。
お?これはまだワンチャンありか?
時間的にはギリギリ間に合うかどうかの瀬戸際。
もうすぐそこまで来ていたのに、あーなんて申し訳ない!
そうこうしている間に義姉も到着。
黒っぽいスーツを着たオットが、
「姉さん、俺なんか変??」
と聞くと、義姉
「う〜ん、なんか 色が 薄い?」
だよね(T_T)だよね(T_T)
だって礼服じゃないんだもん(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
もうそろそろ時間も限界かという時、
ギリギリセーフの滑り込みヘッドスライディングの勢いで天使たち(甥二人)が到着。
私「ごねんねー」
オット「ありがとなー」
甥たち「いえいえ、大丈夫っす」
義兄「サイズ合うか分かんないよ」
オット「着れないはずはないよ」
と、洋服カバーを外したのでした。
一同「ん?」
これって?
礼服じゃない!!!
終わった・・・
そう、甥っ子たちがわざわざ引き返して持ってきてくれた物、
そうそれもまた、
黒の礼服ではなく、
黒っぽいスーツなのでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
もう、微妙な空気流れるし、
何も悪くない甥っ子たちは申し訳なさそうにしてるし、
悪いのは私たちでほんと申し訳ないし、
時間は無いしで、もう・・・
ここで、オットが力強く言ったのでした。
「俺は今日、このスーツで行く!
何を着ているかの問題じゃない。
気持ちの問題だから。
着ている人間が堂々としていれば大丈夫。
誰にも何も言わせないぜぃ!」
「あら、たのもしいわぁ」と思う私。
他に選択肢はないから仕方ないんだけどね(ーー;)
結局、黒っぽいスーツで一日を無事終えました。
誰にも何も言われませんでした。
そりゃ、誰も言わないでしょうけど・・・
後になって考えると、あれほどの違和感を持ちながら勘違いをしていたのか不思議でしょうがないです。
まさか間違えるはずはないと思うのに・・・
でも、間違えてしまうこともあるんですね。
思い込みは恐ろしいです。ほんと。
気をつけます。はい(..)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に、
丸二日間、動物病院にお泊まりだったライ王子、ハイテンションで喜ぶだろうとお迎えに行くと、意外とあっさりしたご対面でした。
家に帰ってオットに会うと大興奮。
もしかして私のこと、オットと引き離した悪いヤツぐらいに思ってる?(TT)
まあいいです。
いつも元気でいてくれれば。
だいぶ過ごしやすくなりましたが、まだまだタイルは気持ちいいそうで、1日の大半をお風呂場で暮らしているライ王子です。