君とハンモックに爽籟

大型犬と暮らすこと

大型犬のトイレ事情(しつけ編)

皆さん大型犬のトイレどうしてますか?

今回は、まふりら家のトイレにまつわる紆余曲折です。

現在のスタイルにたどり着くまで色々と試行錯誤しました。

愛犬のトイレでお悩みの方に、少しでも参考になれば幸いです。

 

ゴールデンレトリバー子犬

トイレのしつけ編

犬によってすぐ覚える子もいれば、時間のかかる子もいます。

それぞれ個性があり、覚え方や癖も違うので、なかなかマニュアル通りにはいきませんよね。

教え方は検索すれば色々な方法が出てくるので、ここでは詳しく触れません。

私の失敗や成功の経験談です。

 

フウの場合

初代のマメが赤ちゃんのまま亡くなってしまったため、何かを教えるというのはフウがほぼ初めてだった。

フウはなかなかの破天荒ぶりで色々な伝説を残したが、トイレに関しては驚くほど優等生で、何も教えなくてもできる子だった。

ブリーダーさんの所で親兄弟が教えてくれていたのか、「ここでしてね」と言えば「はいはい、ここですね」という感じですんなりしてくれた。

また、細かい事にこだわらない性格もあり、トイレの形態や場所を変えても全然気にせず使ってくれた。

フウに関しては特にトイレで悩む事はなかった。

 

しかし、ここで『トイレのしつけは簡単』と思ってしまったため、後々とても苦労することになる。

 

リンの場合

この子は排泄に関してとても苦労して悩んだし、反省したこともとても多い。

まず、フウの時の経験から『できるのが普通』と思ってしまっていた事。

そして何より反省しているのは、失敗した時に叱ってしまった事。

リンは極度なビビリではじめはとてもビクビクしていた。

とにかく何でも怖いので、せっかく覚えかけても、

「トイレに乗ったらトレーがガタッと音を立てた」

「トイレシートがずれて足が滑った」

などでまたトイレに入れなくなり、一進一退だった。

しかも、失敗した時に叱ってしまったために、排泄すること自体がいけない事と思ってしまったようで、見ていないところで隠れてするようになってしまった。

考えてみれば0歳の赤ちゃんであり、理解できなくて当たり前だ。

まずは「おしっこ・うんちをすることは悪いことじゃなくて見せてくれたら嬉しいよ」と伝えることから始めた。

そして、10回に1回でも、20回に1回でもいい、トイレでできたら褒める。

絶対叱らない。

一日中、雑巾持って追いかけ回して、それでも一瞬目を離した隙に失敗されて、ものすごくイライラするけど絶対叱らない。

泣けてくるけど絶対叱らない。

ちゃんとできた時は心から褒める。

これをひたすら繰り返して、時間はかかったけれど何とか覚えてくれた。

 

ゴールデンレトリバーパピー

 

ライの場合

リンの時の苦い経験から、今回は絶対叱らないと決めていた。

今度こそは上手くいくと思っていたのに・・・

あっちこっちで適当にする、量も回数も多いし、家中オシッコ臭い。

しゃがんで拭いての繰り返しで腰が痛い。

でも怒れない。

「キィーッ(>_<)!!!」

もう褒めて伸ばすのは無理なのかと諦めかけていた時、意外に効果があったのは、『トイレシート敷き詰め作戦』だった。

広範囲にトイレシートを敷き詰めて、徐々に狭くしていく方法なのだが、これは効果があった。

もう、もったいないとか気にせずに何十枚も部屋中に敷き詰めて、絶対そこにはしないという所から一枚ずつ削っていく。

この方法で、少しずつ少しずつ打率が上がってきた。

後は成功体験を伸ばしつつ何とかトイレに誘導することができた。

 

今回の反省点は、いきなり広い範囲を自由にさせ過ぎた事。

いきなり世界を広げ過ぎたかなと思う。

 

ゴールデンレトリバーとトイレ



まとめ

同じ犬種でもそれぞれみんな違う個性があり、性格も様々です。

そう簡単に自分の思いは伝わらないし、まして人間の都合を理解してもらうのはとても難しいことです。

 

トイレのしつけに悩んでいる方はたくさん居ると思いますが、今はインターネットで様々な方法が見つかるので、色々試してみたらいいと思います。

全然ダメな事もあるけれど、意外な方法が合って上手くいくこともあります。

まふりら家でも色々大変な思いをしましたが、犬達と一緒に答えを探してきました。

今でも正解は分からないけれど、確かに言えることは、

『排泄に関しては絶対叱ってはいけない』ということです。

トイレ落ち着かないとイヤですよね。

使う方も片付ける方もお互い快適なトイレにしたいですね。

 

次回、トイレのいたずら編では、まふりら家のトイレシステムをご紹介します。

 

読んで頂きありがとうございました。