君とハンモックに爽籟

大型犬と暮らすこと

大型犬用エリザベスカラーを色々試してみた結果

「昨年の今頃はライどんなだったっけ?」と写真を見てみると、

 

大型犬用エリザベスカラー

エリカラ着けてました。

 

ああ、そういえば肘がカイカイになって治療中だったんだっけ。

 

大型犬は体が大きい分、当然エリザベスカラーも大きくなるから着けてるの大変ですよね。

本人も自分のサイズ感分からなくなってやたらあちこちぶつかるし。

夏は暑くてかわいそう。

何とかエリカラ着けずに直す方法はないかと、色々試してみましたが、

服を着せるとか、パンツを履かせるとか、足なら靴下とか包帯とか、

でもやっぱり目を離すと脱いで舐めちゃう。

大型犬は舌力も強いので、せっかく何日もかけて良くなってきたのに、ちょっと舐めるとすぐ後戻り。

で、結局はエリザベスカラー着けて舐めないようにしっかりガードするのが一番近道なんですよね。

 

ここでは、今まで試してみたエリザベスカラーを紹介します。

 

 

 

 

エリザベスカラー ソフト 浮き輪タイプ

大型犬用エリザベスカラー ドーナツ型

(モデル ライ 

 

まずは、冒頭の画像でも着けていたドーナッツ型で空気を入れるタイプのエリザベスカラーです。

こちらのメリットはたくさんありまして、

・視界を妨げない

・軽い

・柔らかい

・着けたまま飲食可

と、犬自身も飼い主にとっても一番ストレスが少ないです。

ただデメリットとして、

・患部に口が届く!

全然だめじゃん( *`ω´)

 

なんですが、

傷の場所によってはとても有効でして、前足の付け根(肘の辺り)がカイカイになった時はとても使い勝手が良かったです。

上半身というか前半身?頭に近いところに患部がある場合には使えます。

下半身全般と前足先は届いてしまうので全然使えません。

かなり限定的ですが、何しろストレスフリーなので、これでカバーできる範囲ならまた使いたいです。

 

 

 

コンフィーコーン

大型犬用エリザベスカラー

(モデル リン )

 

こちらもソフトタイプのエリザベスカラーです。

先代リンさんが角膜に傷が付いたときに使用しました。

目を掻かないようにと、床に顔を擦り付けるのを防ぐために、完全に顔をガードするものが必要でした。

こちらのメリットは、

・しっかりした作りでとても丈夫

・折り曲げることができるので、着けたまま食事もOK

・ソフトタイプでぶつかっても痛くない

・ある程度の張りがあり、患部をしっかりガード

と、作りなどはとてもいいです。

デメリットとしては、

・値段が高い

・他のエリカラに比べて重い

・周囲が見えないので動きづらい

といったところです。

色が黒なのは犬にとってどうなのか分かりませんが、見た目の圧迫感はかなりあります。

商品自体はしっかりした作りで、大型犬でも簡単には壊れそうもなくて良いです。

ただ、顔周りに光が入らなくて暗くなるのとカラーの存在感がありすぎて、結局あまり使いませんでした。

 

 

 

布製エリザベスカラー スポンジ入り

かわいいエリザベスカラー

(モデル ライ )

 

またこれもソフトタイプのカラーで、ウレタンのような素材でできています。

ゴールデンレトリバーの大事なゴールデンボール周囲がかゆくなってしまった時に使っていました。

このカラーのメリットは、

・見た目がかわいい

・圧迫感が少ない

・まあまあ広範囲をカバー

・ふわふわで使い心地がいい

デメリットとして、

・足先は届いてしまう

・柔らかいので隠れているはずの場所でもめくると届く

などです。

通常だとお腹まで届かないのですが、痒いのがひどい時は気合でめくって舐めてしまうので、だめかもしれません。

ライはだいぶ治ってきてから使っていたので、患部が隠れていれば舐めるのをあきらめていました。

お腹より前や背中などには有効で、ドーナツ型のカラーよりはカバー範囲広いです。

大型犬用のエリザベスカラー で見た目が可愛いものは少ないので、患部の場所によっては使えます。

使用感がいいので結構使いました。

 

 

 

エリザベスカラー プラスチックタイプ 半透明

エリザベスカラーをつけたゴールデンレトリバー
(モデル ライ )

 

こちらはスタンダードなプラスチック製のエリザベスカラーです。

このカラーは患部がどうにもこうにも痛くて痒くてしょうがない時期に使っていました。

メリットは、

・患部をしっかりガード

・周囲が見えるので行動しやすい

・お手入れが楽

デメリットは、

・硬いので突進してこられると痛い

・首回りが痛そう

・装着したままでは飲食しづらい

という感じです。

プラスチックの定番タイプはこれ以外にも種類やサイズがたくさんあるので、その子にぴったりなものがみつけられそうです。

絶対舐めないようにするには、結局このタイプが一番かもしれません。

ライが着けているのは幅が28cmの物で、お腹〜腿周りまではちゃんとガードができますが、後脚の先には気合で届いてしまいます。

大型犬で、後ろ足の先までしっかりカバーするには30cm以上の幅があった方がいいと思います。

 

 

 

 

番外編

 

100均アイテムで手作りエリザベスカラー

手作りエリザベスカラー

(モデル リン )

 

とりあえずで作ったエリザベスカラー です。

ダイソーアイテム(クリアファイル、マジックテープ、フェルト布、両面テープ)で手作りしました。

一応メリット、

・安上がり

・身近な材料で作れる

デメリット

・ぴったりサイズに作るのが案外難しい

・見た目が貧乏くさい

とりあえず今すぐなんとかしたいという時に、急場しのぎはなります。

Amazonで注文すればほとんど翌日には届くので、その方が楽です。

「明日まで待てない!」という時に。

 

追記、

後日また新しく特大サイズのエリザベスカラー を購入しましたので、そのレビューはこちらをご覧ください。

   ⬇︎

mafurira.hatenablog.com

 

 

以上、ほんの数種類ですが、今まで使ってみたエリザベスカラーでした。

ゴールデンレトリバーは皮膚の疾患が多い犬種です。

また、体の大きな大型犬はエリザベスカラーを着けるのも着けさせるのも大変です。

愛犬のストレスは飼い主のストレスにもなるので、できるだけ早く治してあげたいですね。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。